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【女子大生スタートアップ取材ブログvol.2】九大起業部から起業第一号が誕生! 部員の2人に会って、起業部の活動を聞いてきた

こんにちは。九州大学の上田りさこです。

春に福岡に帰ってきて、大名小学校が生まれ変わったことに驚いた私。実は、もうひとつ驚いたことがありました。私の通う九州大学に「起業部」ができている……?!

サッカーがやりたくてサッカー部に入るのは、分かる。絵を描きたくて美術部に入るのも、分かる。でも、起業したくて起業部に入るって、どういうこと……?!

「起業部に入ったら絶対起業しなければならない」という条件があるらしいのですが、100人を超える学生が所属しているんだとか。すごい数。どうやら今年の6月に設立したばかりの、できたての部活みたいです。

同じ学部(21世紀プログラム)の後輩にも起業部所属の子がいるので、話を聞いてみると、「だったら部室に遊びに来ませんか?」と誘われて……行ってきました!

FGN内にある九大起業部の入口です
ここが、起業部の部室です。Fukuoka Growth Next(FGN)の2階にありました。

この「ザ・教室」といわんばかりの部室! さすが廃校! 木造りのグリーンとブルーの色合いがかわいい〜。案内してくれたのは、医学部4年の山本真輝さん(左)と、21世紀プログラム2年の伴ちひろさん(中央)です。早速お話を聞いてみることに。

上田 起業部って、普段はどんな活動をしてるの?

伴ちゃん 起業部では、FGNのイベントスペースを借りて、週に1回、定例ミーティングを行なってます。ゲストをお招きしたり、実際に起業した方やサポートしてくれる方が来て、起業するために必要なことなどを話してくれます。部室には顧問の先生もいるので、気軽に相談できますね。

上田 へ〜! どんな学生が多いの?

伴ちゃん 実は、起業部のうち6割が1年生で、2年生も合わせると全体の4分の3を占めてるんですよ。

上田 1年生がそんなに?! すごいなー! 私が1年生の頃は、学生起業って聞くだけで、雲の上の存在に感じてたけど……。今はもうこんなに身近になってることにびっくり。1年生がちょっとうらやましい!

九大起業部の定例ミーティングの様子
起業部の定例ミーティングの様子。ぎゅうぎゅうですね

上田 「起業部」って聞くと、やりたいことに向かってとにかくエネルギッシュに熱い学生のイメージがあるんだけど。実際どんな感じなの?

山本さん 何やったらいいかまだ分かんないけど、とりあえず入っとこうって思って入った人が多いんじゃないかな。

伴ちゃん 部としては秋ごろからビジネスプランコンテストなどにどんどん応募していくことを考えていて、いまはアイデアを出しながらプランを計画したり、チームを作ったりして進めているところですね。

上田 なるほどー。そういうところから始められると、1年生でも入りやすいよね。

起業部の山本さんと伴ちゃん

上田 山本さんが、起業部から生まれる「起業第一号」になるって聞きました。どんな事業内容なんですか?

山本さん 一言で言うと、『調理指導サービス』です。もともとは、実家がパン屋ということもあって、自分もパンを作ってきました。その時に感じた、料理する楽しさを人に感じてほしくて。料理の苦手な人が得意な人と協働で料理をすることで楽しめる、マッチングサービスを考えました。

上田 へぇ〜! 私も料理苦手だし正直めんどくさくて、おろそかにしちゃうんですよねー。今すぐ使いたいな。でも、山本さんって医学部だから他の学部生よりもさらに忙しそうなのに、起業までしちゃうってすごいですね!

山本さん 僕は、医療系の学生こそ起業すべきだって思ってるんです。

上田 それってどういうことですか……?

山本さん まずは、医学部生の場合将来どうやって食っていくかに悩まなくていいし、起業した後に医者になることもできる。もうひとつは、医学部ってそもそも『困ってる人を助けたい』って気持ちがあって、この道を選んだ人が多いはず。それって、課題を発見して解決する起業との相性は大きいと思う。

上田 なるほど〜。病院の中でも外でも活躍するお医者さんって、素敵ですね。FGNに部室があることのメリットについてはどうですか?

山本さん メンターの方と繋がれるのが、でかいと思う。普段行けないところに連れてってもらったり、事業をブラッシュアップしてもらえたりとか。

伴ちゃん 私は自分のアイデアを起業部で話した時に、「社会的には立派なことだけど、具体的にどう実現するの?」って言われて、言い返せなくて。夢みたいに想像しているだけじゃダメで、実現のために何をすればいいかを考えるようになりました。

上田 それってすごく良いことだよね! 九大は文系も理系もいて、起業部にもいろんな学生が集まってる。伴ちゃんには伴ちゃんの勉強してきた専門分野があるし、それをみんなにおすそ分けできるしね。

伴ちゃん 私は国際問題について学んでいるんですが、それを起業部に還元することで、他の学生のビジネスに社会的意義を持たせることもできると思います。そうやって貢献していきたいなって!

おすそわけってイイナ~!

上田 でも、大学で学んでることを起業に結びつけるって簡単に言うけどさ……いやいや、難しいよ!! 簡単にできることじゃないですよね?

山本さん まぁ、僕がそういうふうになったのも最近ですよ。今までの全てが積み重なって、起業するきっかけになったんだと思う。

上田 そうなんだ〜、さらっとかっこいいセリフ言われちゃったな。

山本さん まだ具体的に事業計画がなくてもいいと思う。まず好きなことをばーっと全部やってみて、その過程でいろんな人に会って。人前に出ると、そこに人が現れて、「好きなこと』だったものがどんどん広がっていく。それで最終的にやりたいことが見つかればいい気がする。

上田 とにかく起業する! とか事業計画を作る! とかの前に、好きなことや、外に出ることが大事。それって実は、誰でもやってることかもしれないですね。そこに起業部の行動力を合わせたら、視点が変わって、好きなことの実現が加速していくのかなって思います。おお、楽しそうっ。

 

「好きだからやる」という山本さん、あえてこれまでと違う環境に身を置き、自分にビシビシ厳しくする伴ちゃん。2人を見ていると、私も何かやりたくなって、そわそわしてきました。起業部、入ってみようかな?



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