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ライター・タカヤナギの「福岡ガチ検証生活」

【福岡プチ移住ブログ Day17】まずは、とり皮30本!はっ、はい!? 独自のスタイルを確立する福岡のやきとりシーン

福岡に3週間ほど滞在していますが、福岡はいたるところに安くて美味しい飲食店が存在するグルメタウンであることは間違いありません。とんこつラーメンにもつ鍋、水炊きと全国的に有名な名物もたくさんあります。そんな中、特に僕が気になったのが、やきとり屋さんの多さです。都道府県庁所在市および政令市(全52都市)のなかでもとり肉の消費量では福岡市は堂々の1位であります。そもそも、福岡でとり肉の食文化が発達したのは、筑前を治めた黒田藩の時代までさかのぼるのだとか。

そんな博多のやきとりに対して僕がいただくイメージはといえば、やき「とり」屋なのに豚バラが人気(もちろんとり皮も人気ですが)、最初にキャベツが運ばれてきてその上に焼き上げたやきとりを置く、しかもおかわり自由といったところでしょうか。

そこで今回は、そんな福岡のやきとりシーンをこの目で確かめるべく、地元の名店と言われる「かわ屋」さんに行ってみました。かわ屋さんは、定番の豚バラもさることながら、とり皮の評価が特に高い人気店です。

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薬院と警固に2店舗を構えるかわ屋さんですが、今回訪れたのは薬院の店舗。地下鉄七隈線の西鉄薬院駅から白金方面に5分ほど歩いたところにあります。お店のキャッチフレーズは「たかが焼き鳥、されど…」

えっ? されど…何なんでしょうか? おそらく、それを食べて確かめろ、ということなんだと勝手に解釈しました、はい(笑)。

お店には午後7時に訪れましたが、ほぼ満席状態。幸い予約をしていたので、どうにか入店することができました。

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店内では、男気溢れる職人さんが、やきとりを一本一本丁寧焼いています。頭に巻いた手ぬぐいといい、粋な柄のダボシャツといい、食べる前から「これは絶対美味いに違いない!」と思わせる迫力があります。

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席に着いてビールを頼むと、まず運ばれてきたのが、ざく切りのキャベツです。こちらは注文しなくても出てきます。ここにポン酢ベースのタレとすりゴマをかけていただくんですね〜。関東ではない習慣なのでおどろきました。やきとりが出てくるまでのいいツマミになります。やはり福岡では、このキャベツの上に焼き上がったやきとりを置いていく、そしておかわりが自由であるという不思議なルールはたしかに存在しました。

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やきとりは全部で11種類。お値段はすべて100円です。東京ではあまり聞かない部位もあります。まずは一通り、上から順に注文してみることにしました。

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まずカルチャーショックを受けたのが、お客さんたちが「かわ30本!」と尋常じゃない本数を注文しているところです。隣に座っていた素敵女子も「かわ10本!」とかオーダーしています。

それならば、僕も負けてられん!と地元の人と同じように「30本!」とか注文しようとしたんですが、初めて来店したお客さんには食べ切った段階で追加注文をいただいているというお店のルールに従い、まずは10本を頼みました。

ちなみに東京の人の感覚では、やきとり屋で皮といったら脂の乗った首の皮を想像すると思いますが、かわ屋さんのとり皮は喉の付け根の脂身の少ない部位を使用しています。

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それでは、いただきます!

外側はパリッとした食感で、噛み締めるとジュワ~と旨味が口いっぱいに広がります。甘辛いタレとの相性も申し分なしです!これは美味い!なんでも完成するまでに何日もかけて焼き上げるそうで、その労力がしっかりと味に反映されています。これが1本100円とはおどろきです!

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お次は、バラです。やき「とり」屋さんなんですが、噂通りやっぱり豚バラが置いてあるんですね。東京の感覚だと少し違和感を覚えますが、福岡の感覚だといたって普通です。それと、肉の間に挟まっていたのはタマネギです。東京だと長ネギが使われることが多いので、この点も食文化の違いがはっきりと表れていましたね。ちなみに、中にはタマネギすら入らず,バラ肉のみの店もあるんだとか。むしろ、タマネギなしの方が多数派という意見も聞きました。もちろん、お味は申し分なし! 脂の旨味が堪能できます。

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続いて出てきたのが砂ズリです。東京では砂肝と呼ばれている砂嚢(さのう)の部分ですので、言い方も場所によって様々なんだなぁと思いました。歯応えのある食感で、噛みしめるごとに味が増していきます。

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ナンコツはコリコリとした食感がたまりません!固すぎるということはなく、独特の旨味を楽しめました。

他にもメニューをひと通り注文して、大変お腹いっぱいになりました。ですが、あまりのおいしさに、とり皮もう10本頼んでしまいました、えへへ(笑)。それくらいとり皮は絶品でした。

そして最後には、〆の鶏スープが出てきました。非常に濃厚で鶏の旨味がよく出ていました。これはかわ屋さんの特徴のひとつみたいですね。

いや〜本当に美味しゅうございました!

噂通り、おかわり自由のキャベツの上にやきとりを乗せること、やき「とり」屋にも関わらず、豚バラが置いてあることはしっかり確認することできました。そして、かわ屋さんならではの、ありえない量の注文や、〆の鶏スープがとても斬新でしたね。東京で生活する僕からすると、そのどれもが新鮮に感じました。レベルの高さも文句無しです!

皆さんも福岡に訪れた際は、ぜひ一度を行ってみてください!

それでは明日もお楽しみに!!



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