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九州大学×富士通の強力タッグで形成される “日本のシリコンバレー”福岡

日本におけるポスト・シリコンバレーとして期待されている福岡市は、近年、ITベンチャー系の企業が拠点を構えたり、エンジニア・クリエイターが移住先に選んだりと、国家戦略特区に認定されたことも追い風となり、日本屈指の“企業都市”へと変貌を遂げつつあります。

そもそも、シリコンバレーの発展の歴史には、アメリカ・カリフォルニア州にある名門・スタンフォード大学が深く関わっています。日本の地方都市と同様に、スタンフォード大学でも、昔はほとんどの卒業生が仕事を求めて都市部に流出してしまう状況が続いていました。そこで、後に「シリコンバレーの父」と呼ばれるフレデリック・ターマン教授は、学生に大学周辺での起業を奨励しました。その結果、在学中や卒業後に起業する学生が相次いだため、この地がIT関連企業の一大拠点となったわけです。

そして、シリコンバレーにおけるスタンフォード大学のように、福岡市での拠点としての役割が期待されているのが、九州大学です。

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平成26(2014)年9月12日には、九州大学と富士通、富士通研究所が共同研究を開始することを発表。九州大学マス・フォア・インダストリ研究所内に「富士通ソーシャル数理共同研究部門」を設置し、社会システムデザインに関する共同研究を開始します。九州大学マス・フォア・インダストリ研究所は、平成25(2013)年4月に文部科学大臣から共同利用・共同研究拠点「産業数学の先進的・基礎的共同研究拠点」に認定されており、アジアで初めて設立された産業技術に関わる数学研究の拠点でもあります。

かつてシリコンバレーが辿った歴史のように、日本を代表する一大企業都市が、九州大学周辺に形成される―――そんな日も、そう遠くはないのかもしれません。



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