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祝!銀メダル! バリスタ世界大会で準優勝を果たした岩瀬由和さん、 帰国後の第一声レポート!

先日、#FUKUOKAの記事でもお伝えしていた、世界最高峰のバリスタ競技大会「ワールド バリスタ チャンピオンシップ(WBC)」にて、REC COFFEE共同代表の岩瀬由和さんが準優勝を果たしました!

過去最多となる出場選手61名中、予選は8位、準決勝は1位で通過。レベルの高いファイナリスト6名の中で勝ち取った今回の準優勝。福岡の街に、素晴らしい結果を持ち帰ってくれた岩瀬さんが、帰国直後に市内でトークイベントに参加するとの噂を聞きつけ、編集部は会場に現れた岩瀬さんを直撃! ホットな第一声を、お届けします!

 

――準優勝、おめでとうございます! まずは率直な感想を聞かせてください。

岩瀬 ありがとうございます! 優勝を狙っていたので悔しさもありますが、やれることはすべてやりました。爽快感でいっぱいですし、結果にとても満足しています。

――本番は緊張されましたか?

岩瀬 ええ、緊張しましたね。2年目で少し慣れていたとはいえ、会場では1千人以上の人が見ていますからね。決勝の時、プレゼンの内容がポンッと頭から飛んでしまって、焦った瞬間もありました(苦笑)。でも、味については準決勝、決勝ともに納得いくものが出せたと思っています。去年はファイナルに進めず敗退したので、今回ファイナリスト6人に入れたというだけで、夢のようでした。世界のトップ6人は、みな素晴らしい人たちばかりですからね!

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――プレゼン中、「インターウィーブ」という聞きなれない言葉が出てきましたが、どういう意味なんでしょう?

岩瀬 それが今回のプレゼンテーションの“肝”でした。「インターウィーブ」とは、「織り合わせる」という意味で、今回のプレゼン用にあえて持ち込んだ概念です。スペシャルティコーヒーの世界では、これまで単一農園によるシングルオリジンの豆を使い、豆本来の味をストレートに伝えることが良しとされてきました。それはもちろん大切なことのですが、バリスタの役割として、次の価値を提案する必要があると感じており、今回僕は、エチオピアとパナマの2つの農園の豆を別々に挽き、“インターウィーブ”して抽出したエスプレッソを提供したのです。これは大きな賭けでしたが、納得のいく提案ができたと思います。審査員からも「新しいチャレンジをした君の勇気を称賛する」と言っていただき、嬉しかったですね。

(岩瀬さん提供写真)
(岩瀬さん提供写真)

――「シングルオリジンの概念を崩したバリスタ」として、記憶に残る存在になるのかもしれませんね! では最後に、今後の活動について聞かせてください。

岩瀬 来年また自分が競技者として出ることは、考えていません。自分の中ではやりきった満足感がありますし、これまで支えていただいた方々へ何かを還元したいという気持ちもあります。これからは、福岡やさらに大きく日本のコーヒー業界を盛り上げていく活動に注力していきたいですね。2度の世界大会を通じて感じたのは、バリスタの世界はしっかりと根拠のある提案をすれば、きちんと評価される世界だということ。新しいチャレンジができ、それをサポートできる環境を日本でも作っていければと思っています。

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【プロフィール】
岩瀬由和(いわせ・よしかず)さん
昭和56(1981)年愛知県生まれ。REC COLLECTIVE 株式会社代表取締役。「manu coffee」勤務を経て、平成20(2008)年に共同経営者北添修氏と「REC COFFEE」を開店。以後、国内外の競技会へ出場し、入賞を重ねる。平成26(2014)年より、2年連続でジャパン バリスタ チャンピオンシップ優勝。日本代表としてワールド バリスタ チャンピオンシップに出場。現在も競技者として活躍しながら、大会の審査員、セミナー開催など、社内外問わず後進の育成に力を入れており、バリスタ業界への貢献度が高く評価されている。REC COFFEEとしては、薬院駅前、県庁東店のほか、平成28(2016)年4月に博多駅のマルイに新店舗をオープンさせた。

【関連情報】
岩瀬さんの競技映像は、こちらをご覧ください。
http://livestream.com/worldcoffee/events/5677001/videos/127674797

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