伝統工芸とクリエイターのコラボも実現 古くて新しいものを生み出す福岡

すぐれた伝統工芸品の産地でもある福岡市。名産品「博多人形」は、平成26(2014)年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』でもおなじみの黒田官兵衛の長男・長政が福岡城を築城した際に、瓦職人が作った土人形が由来という説もあります。ほかにも、福岡藩が将軍に献上したと伝わる絹織物「博多織」や、杉や檜を使った曲げわっぱの「博多曲物」なども有名です。

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近年、このような伝統工芸と、クリエイター・デザイナーとのコラボレーションが注目を集めています。

例えば、平成25(2013)年から始まった、博多伝統工芸を広くPRするプロジェクト「D/2064 HAKATA PRODUCTS(ディーニーマルロクヨン ハカタプロダクツ)」。同プロジェクトでは、博多の伝統工芸を盛り上げていきたいと考えるクリエイターを募集し、伝統工芸士とのマッチングを実現させて、博多織を取り入れたクラッチバッグなど、斬新な商品を生み出しています。

また、同年には、若手博多人形作家の永野繁大さんが、アニメ「秘密結社鷹の爪」(株式会社DLE)に登場する「鷹の爪団」のキャラクター・総統人形を制作。キャラクターデザインと、博多人形という異色のコラボレーションが話題を呼びました。ちなみに永野さんは、福岡市と博多人形商工業協同組合が一般から公募した「博多人形師体験講座」の1期生でした。

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伝統を立脚点としながらも、先進性に富み、新しいものを積極的に取り入れる土壌がある福岡。これからも「古くて新しい」ユニークなコンテンツがどんどん誕生しそうです。

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