暮らしは? 仕事は? 聞いてみたい移住者のホンネ 「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」レポート

平成26年10月11日、福岡市への移住および転職を希望する方々に向けて、東京・竹橋で「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」が開催されました。イベントには60名近くの移住希望者が集まり、会場は熱気で包まれました。

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「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」とは、福岡市内への移住を希望しているITクリエイター・エンジニアを対象に、市内クリエイティブ企業で2カ月間のトライアルワークを経て、就職を目指すというもの。トライアルワーク期間中は給与が支給されます。企業と移住者双方のマッチングを重視していて、もし、紹介された企業とミスマッチが起きても、別の企業の紹介が可能。なお、クリエイティブキャンプに参加している企業は25社(平成26年10月11日現在)で、今後、その数はさらに増える見込みです。

東京では、平成26年3月に「ぼくらの福岡移住計画2014 in TOKYO」、同年9月には「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」と2度の福岡市移住促進イベントを開催。イベント来場者にアンケートを行なったところ、3~4割の人が移住に前向きな回答をしたものの、なかには“職場や待遇への不安”を訴える人も少なからずいたとのこと。

そこで、そんな移住希望者の疑問や不安を解消すべく、今回は、実際に福岡市内に移住した人々を招いてトークショーを実施。移住のハードルの中でも特に気になる、“福岡に住む・働く”をメインテーマに、ざっくばらんに語っていただきました。

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「職の部」では「今、福岡でつくるということ ~どうして人気?クリエイターに選ばれる理由~」と題し、株式会社gumi West代表取締役の今泉潤さん、BASE株式会社COOの進浩人さん、GMOぺパボ株式会社ディレクターの今岡佐知子さん、ランサーズ株式会社取締役COO兼事業開発部部長の足立和久さんの4人が登壇。

福岡市は、東京に比べて家賃が安くオフィスの近くに住むことが可能で、通勤時間が短いことなどをはじめ、移住のメリットについて意見が交わされました。

週の半分は東京と福岡を行き来しているという今泉さんは「今の時代、(どこにいても同じ仕事はできるので)働く場所は関係ないが、生活クオリティをあげるなら、福岡がいい。ちょっとでも行く気があるなら、行って損はしない」と断言。

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「住の部」では「移住者が語る生活のコツ ~ぶっちゃけ福岡移住、どうですか~」と題し、空気株式会社(KOO-KI)代表取締役の木綿達史さん、株式会社キャッチアップの照山章子さん、株式会社アクティネットワーク社の曹永周さん、gumi Westの小林明子さんの4人が登壇。

東日本大震災をきっかけに移住し、今年で福岡市民3年目になる照山さんは「福岡は移住者もウェルカム!という意識で迎えてくれる。息子も福岡市の伝統行事“山笠”に参加するのを楽しみにしている。海や山も近く、自然と触れ合える」と、子供を育てる環境の良さを語ってくれました。

また、「子供がいるが、教育環境が市内で整っている地域は?」「移住前と後では給与は変わりましたか?」など参加者からも活発に質問が飛び、移住に対する前向きな姿勢がうかがえました。

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「企業説明の部」では、人材を募集中の市内のクリエイティブ企業が登壇し、自社の魅力をPR。高いスキルや経験を要する実務経験者を求める企業もありましたが、中には「未経験・第二新卒も歓迎」を掲げる企業もあり、参加者の30代男性は「思ったより“間口”は狭くない感じはしました」との感想を漏らしていました。

プログラム終了後には交流会も実施され、登壇者と参加者らがとじっくり話し込む機会もあるなど充実した内容の一日。

会場には「関東在住だが、来年3月には福岡移住をしたい」と、既に移住に向けて準備している人から、「移住に興味はあるが、今日は情報収集だけ」という人まで、さまざまなスタンスの人が来場していました。福岡移住に対する“前向き度”に差はあるかもしれませんが、今回のイベントでは移住者の生の声が聞けたとあって、それぞれ大きな収穫があったのでは?

福岡市によるクリエイターの受け入れ事業は始まったばかり。今後もクリエイティブキャンプを随時開催予定。詳しくは,「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」公式サイト(http://fcc.city.fukuoka.lg.jp/)を要チェック。少しでも移住を考えている人は、この“ビッグウェーブ”に乗ってみてはいかがでしょうか。

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