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「福岡を、ゲームのハリウッドに」 “神ゲー”の作り手たちが集う「GFF」とは?

今年に入り、爆発的大ヒットを記録した『妖怪ウォッチ』。社会現象にもなったこの作品を生み出したのが、福岡市に拠点を置く株式会社レベルファイブです。福岡は、同社のほかにも数々の“神ゲー”を世に送り出してきたクリエイターたちが集うエリアであり、いまゲーム業界のホットスポットとして、国内外から注目されています。

そんな福岡のゲーム産業をけん引する企業が集い、結成されたのが「GFF(Game Factory's Friendship)」です。

「福岡を、ゲームのハリウッドに」をテーマに掲げ、福岡エリアをゲーム産業の世界的拠点にすることを目的に発足した同団体。平成15(2003)年、急成長していたレベルファイブ、サイバーコネクトツー、ガンバリオンという3つのゲーム制作会社が開催したイベント「GAME FACTORY FUKUOKA」がきっかけとなり、翌年に誕生しました。

同団体には現在、国内をはじめ、海外へと活躍の場を広げているゲーム会社13社が加盟。ゲームファンの拡大を目的としたイベントの開催をはじめ、人材育成や市場開拓などさまざまな事業を展開しています。

また、「お互いが持つ悩みを共有し、解決していこう」と、“横のつながり”を意識した活動を行っているのだとか。

「ゲーム業界は、互いに情報開示ができないため、個々の企業が抱える問題を共有する機会がほとんどありません。そこで、GFFでは加盟会社と福岡市、福岡県、九州経済産業局それぞれの担当者が集まり、月1の定例会を実施し、今期事業内容についてや、最新の業界事情をテーマに掲げ、ディスカッションを行っています。加盟企業は、共に手を取りあい助け合う仲間でありながら、よきライバルとして切磋琢磨する関係でもあるんです」(GFF事務局担当者)

また、GFFは福岡市、九州大学と共に「福岡ゲーム産業振興機構」として、日本ゲーム業界史上初となる産学官の三位一体組織として活動中。前出・事務局担当者も「本機構では、人材育成をはじめ様々な事業に取り組んでいますが、三者間でしっかりと目的を共有し、それぞれの強みを生かして連携していくことが重要だと感じています。今後更に福岡に優秀な人材を集めていくためにも、機構の活動を全国に向けてPRしていきたい」と話します。現在インターンシップによる学生の受け入れも実施しており、県外からの応募者も年々増えているのだそうです。

いま、デジタルコンテンツ産業に“アツい”福岡。その裏側には、企業間をはじめ、産学官の連携をも意識したGFFの存在が欠かせないのです。

【関連リンク】
GFF(Game Factory's Friendship)ホームページ
http://www.gff.jp/



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