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本場シリコンバレーを知る人物が語った「スタートアップ都市」としての福岡とは

秋深まる10月初旬の土曜日、福岡市中心部からほど近い九州大学大橋キャンパス多次元ホールにて、九州最大級のスタートアップイベント「Startup Go!Go!2015 -尖れ- 」が開催されました。

このイベントは、福岡のスタートアップコミュニティ「Startup Go!Go!」が主催するもので、計21社のスタートアップ企業による特設プレゼンブース出展の他、メインホールでは福岡内外で活躍する著名人のトークセッション、ロビーでも個別のテーマを設けたミニセッションが行われるなど、12時30分から20時までの長時間にわたる充実のイベントとなりました。

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中でも注目を集めたのは、髙島宗一郎福岡市長と、mixi元代表の朝倉祐介さんとの対談。

 「Startupは世の中をどう変えようとしているのか?」をテーマにした特別対談とあって、用意された300席はほぼ満席。モデレーターを務めたプロフェッショナル・コネクター勝屋久さんの進行のもと、時折笑いの漏れる和やかなムードの中で、示唆に富んだ様々な発言を聞くことができました。

髙島市長は、福岡創業特区のモデルのひとつに掲げている米西海岸のシリコンバレーを視察した印象について、「一部のスーパーエリートの聖域というよりも、それぞれのジャンルで誰が高い技術を持っているかが可視化されていて、チャレンジしやすい環境にあることが特徴的だった」と語りました。 続いて、シリコンバレー発祥の地であるスタンフォード大学で研究員を務めている朝倉さんは、「シリコンバレーと日本で人の資質や技術力に決定的な違いがあるとは思えない。ただ、チャレンジする人の母数が圧倒的に違う。そういった切磋琢磨する環境が、新しいサービスの誕生へと繋がっている」との見解を示しました。 福岡が創業に適している理由については、「産学官の垣根が低く、対話の文化があること」(髙島市長)、「大学が多く、資源や情報が凝縮している」(朝倉さん)などがあげられました。

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また、株式会社サイバーコネクトツーの松山洋代表、モンブランピクチャーズ株式会社の平田武志プロデューサー、株式会社ヌーラボの橋本正徳CEOをゲストに招いて行われたトーク「Startupが世界で勝負するには?」も好評で、世界を股にかけて活躍するお三方の生の声が飛び交いました。

「日本も世界の中の一国。“世界対日本”という構図で捉えて勝負するという時代ではない」(橋本氏)、「コツコツと手を動かすだけでは起業家は務まらない。大きな幸せを作り出す、そのために全てを捧げて、自ら一歩前に出ることが起業家の役割」(松山氏)など刺激的な発言も多くあり、創業特区らしい福岡市の盛り上がりを象徴する一日となりました。 現在進行形で日々、進化を続ける福岡市。ご興味のある方は、こうしたイベントに積極的に足を運んでみてはいかでしょうか。

【関連リンク】
Startup Go!Go!
http://startup-gogo.com/



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